禁煙支援士
院長の福村です。
先日、禁煙科学会の試験を受けてきました。
久しぶりの試験で緊張しましたが
後日、合格通知がきて禁煙支援士に認定されました。
お口の中の歯周病や虫歯にとってもタバコは大きなリスクと考えられていますので、院内の喫煙患者さんに禁煙指導をして健康に寄与したいと思っています。
タバコを吸うデメリットを簡単にまとめたので紹介したいと思います。このデメリットを背負ってタバコを吸い続ける人を一人でも禁煙の方向へ誘導できたらと思います。
①喫煙者は非喫煙者よいりも2~8倍歯周病
にかかりやすくなる。口臭が出る。歯肉の黒色化、
歯面の着色など口腔内環境は悪化します。
②ガン、心筋梗塞、低体重児出産、精神障害、交通事故
自殺の確立が上がるというデータが報告されています。
③老化がが進み短命になります。1本で14.4分、1箱で4.8時間
20歳から1日20本吸い続けると10年寿命が縮みます。
④受動喫煙者にも被害は現れる。肺がんのリスク1.28倍虫歯のリスクは2倍
⑤胎児に被害が出ます。早産、低体重児出産のリスクが上がり、知能発達が遅れます
⑥440円のたばこ1日20本を吸うと1年で16万円 10年で160万円 70歳までで803万円
かかります。それに伴う医療費、保険費、飲食費を含めると1600万円と言われます。
下の写真は禁煙支援士認定書と海外のタバコの箱の表紙
喫煙者の口腔内の写真です。