予約
076-240-8858

9:00〜13:00/14:00〜17:30

医院ブログ

歯を失ってしまった方必見!ハッピー歯科医院のインプラント治療について

金沢市 八日市にある歯医者 院長の福村です。

ハッピー歯科医院ではインプラント治療に力を入れています。

 

昨今のインプラント治療は日々進化を遂げており、一般的な治療になっています。

安全性も担保されていることで、当院でもインプラント治療を選択頂く患者様が非常に増えております。

現状、インプラント治療を検討されている患者様や通院頂いている患者様にも不安なく、

インプラント治療を選択いただけるように、ハッピー歯科医院のインプラント治療の特徴のほか、

メリットだけではなく、しっかりとデメリットについてもお話していきます。

 

 

■そもそもインプラント治療とはどんな治療?

インプラント体

結論からお伝えすると、インプラント治療とは何らかの理由で健康は歯を失ってしまった際に、人工的な歯で補う治療法です。

歯を失ってしまう理由は虫歯だけではありません。歯周病や事故などでの損傷など様々です。

欠損治療にはブリッジ治療や入れ歯治療、インプラント治療がありますが、

その中でもインプラント治療は最も天然歯に近い見た目、機能を取り戻すことができる優れた治療法です。

 

既に入れ歯やブリッジで治療されている方でも、

不自由な状態を感じて、インプラント治療に切り替える方もおります。

 

まずは、インプラント治療を検討頂く方に向けて、もっとも質問頂く費用面のほか、

メリットだけではなく、しっかりとデメリットについてもお話していきます。

 

 

 

 

■インプラント治療は主にどんな患者様が受けるべき治療でしょうか?

インプラントを悩む人

以前に比べ、インプラント治療は一般的な治療となり、言葉としてはご存じの方も多いかと思います。

ただし、「具体的にどんな手順でおこなう治療なのか?」

「手術の必要があるのと聞くので、痛みなどを伴うなど、恐怖を感じてしまう」など、

不安に感じられる質問をよく伺います。これは、治療に関する具体的な情報が少ないからかと思います。

 

インプラント治療の具体的なお話、どんな患者様にあっている治療なのか?をお伝えし、

不安な面を解消していこうかと思います。

 

 

 

・歯科治療のインプラントについて

ほとんどの方が、インプラントと聞くと歯科治療をイメージされると思います。

しかし、インプラントとは、人の体に埋め込む材料や医療用の器具を指す総称なのです。

英単語でImplantと表記され、日本語に訳した場合には植え付けるという意味になります。

 

 

医療業界ではよくつかわれる用語であり、

じつはシリコンなどの美容整形でつかわれている素材のほか、

ペースメーカーについてもインプラントと呼ばれます。

 

歯科治療の中では、インプラントは何を指すかといいますと、

おもに「人工歯根」の意になります。

直接、顎の骨を埋め込むことでしっかりと噛めるようにします。

 

 

 

・インプラント治療をおこなう場合、対象となる症例は?

虫歯だけでなく、不慮の事故や歯槽膿漏なども含め、

不幸にも歯を失ってしまうケースは多くあります。

健康な歯に近い状態に見た目も機能も復元させたいという場合には歯1本でも治療対象となります。

 

ただし、希望した方の全てがインプラント治療を実施できるわけではないのです。

インプラント治療は外科手術を伴うため、

患者様の口腔内の状態によって治療を施せるかを慎重に判断していきます。

 

当然、インプラント治療ができない場合も少なくありません。

該当するケースでは、インプラント体を埋め込む顎の骨に問題があるケースです。

埋入に必要な骨の幅や高さが足りないケースや骨粗鬆症などが該当します。

骨の状態が悪いことで、埋め込むことが困難な場合があります。

 

また、前提として健康状態が良好であるということも治療の条件になります。

以下に注意すべき症状を挙げておきます。

 

循環器系疾患

高血圧

骨粗しょう症

心臓疾患

呼吸器系疾患

糖尿病

 

そのほか、歯周病も基礎疾患になります。

希望されても、治療をすぐにできるとは限らない為、

担当となる歯科医師の判断により適切に進めていくことが重要です。

【参考情報】当院のインプラント治療について

 

 

・知ってほしい、インプラント治療の特徴とは?

冒頭でもお話しましたが、歯科の中では人工歯根をインプラントと呼んでいます。

 

治療としては顎の骨にインプラントを埋め込んだ後、アバットメントという部品を付けます。

審美性の高いセラミックなどの義歯をその上にかぶせて問題なければ完了となります。

体に埋め込まれるインプラント体については、チタンまたはチタン合金でできています。

稀にチタンアレルギーなどを発症するケースもありますが、

チタンは比較的人間の体に害を及ぼしにくい素材です。

 

 

 

・インプラント治療について、メリットだけではなくデメリットもお伝え!

インプラント治療を検討する上で、必ず知っておきたいことは治療のデメリットです。

メリットは知る機会が多いと思いますが、治療には必ずリスクが伴います。

しっかりと理解を深めておくことが重要です。

 

 

 

<インプラント治療 6つのメリット>

【メリット①自然の歯同様の噛む力を取り戻せる】

もっとも治療のメリットとして体感的にも感じるのは、噛めるということです。

インプラント以外のブリッジや入れ歯治療では、顎への力の伝わり方が弱く、

硬さのあるものを噛むことが難しくなります。

また、入れ歯によっては外れる場合もあります。

 

 

【メリット②自宅でのケアが負担なくできる】

インプラントでも歯を守るための定期的な歯科医院での検診は必要ですが、

自宅でおこなうセルフケアで特別何かをする必要はありません。

自然の歯と同様に歯ブラシや歯間ブラシを使用した歯磨きですみます。

 

入れ歯を選択した場合では、洗浄作業の負担が大きく、

ゆがみなどで痛みがでる場合もあるため非常に手間がかかります。

 

 

【メリット③他の健康な歯に悪影響を与えない】

ブリッジ、入れ歯治療はいずれも周囲の健康な歯に負担がかかる為、

将来的に歯を失うリスクがあります。

この2つの治療と比較し、インプラントは顎の骨に歯根を1本ずつ埋め込んでいく治療方法です。

他の歯に影響を与えることなく、自立した状態で噛むことができます。

 

 

【メリット④寿命が非常に長く、維持できる】

インプラントは体に埋め込んだ際に、悪影響が出にくいチタン・チタン合金で出来ています。

この素材は、骨と結合がされやすいという特徴があります。

自宅での歯ブラシをつかったセルフケアの他、歯科医院での定期健診に通いながら使用することで、

短くても10年~30年は維持することが可能になります。

 

 

【メリット⑤天然歯と変わらない見た目】

義歯部分の被せものの素材によりますが、

インプラントの見た目はほとんど天然の歯と変わらずに復元することが可能です。

入れ歯などの場合には、金具部分があることで、口を開けた際に見た目を悪化させてしまいます。

コンプレックスを抱きやすくなってしまうため、インプラントを選ぶ方も多い傾向です。

 

【メリット⑥顎の骨吸収を防止することが可能】

歯が抜けてしまうと、噛むときに顎の骨に負荷がかからなくなるため、

その部分の骨が体に吸収されてしまうという現象が起こります。

入れ歯やブリッジの場合は骨の吸収は進行しやすくなります。

継続して骨がなくなっていくと、周囲の歯にも悪影響が出てしまいます。

その点、顎の骨に直接固定するインプラントは、噛む力が直接骨に伝わっていくため、骨が吸収されづらくなります。

 

 

<インプラント治療 4つのデメリット>

 

【デメリット①保険適用外のため、1回にかかる治療費は高くなる】

保険診療と比較すると、当然ですがインプラント治療の金額は高くなります。

また、骨の状態や歯周病の進行状況、歯の本数など、個人個人の状態によって費用も変動します。

治療の精度を上げるためにも、当院ではまず細かな各検査を実施した上で、

1人1人の患者様にカウンセリングをおこなっています。

治療方法や費用面などをしっかりと理解頂くことで、納得した治療をうけて頂ける体制をとっています。

費用面としては、医療費控除対象となる為、年間10万以上の場合は費用の一部を所得税控除で戻ってきます。

これらも利用することで、ある程度抑えることも可能です。

 

 

【デメリット②治療期間が長期になりやすく、継続的な通院が必要】

一般的な治療期間については、開始から約4~6ヵ月程度です。

通常の虫歯治療よりも長くかかるため、事前にどの程度通院期間が発生しそうなのか?

は担当の歯科医師へ確認をしておくことが重要です。

 

 

【デメリット③定期的なメインテナンスに通院する必要がある】

インプラント治療は埋入して治療が完了して終わりではありません。

むしろ、健康な状態を如何に維持していくかの方が重要な治療なのです。

その為には、歯科医院に定期的に通院頂くメインテナンスを継続していくことが重要です。

 

 

【デメリット④麻酔・外科手術を伴う】

インプラントを顎の骨に埋入するため、外科手術が必要になります。

当然麻酔を使用する必要があるため、身体的な負荷が発生します。

患者様の体調やそもそも疾患を持っている場合には治療を控えるケースもあります。

カウンセリングでも細かく確認していきますので、リスクを避けるためにも、些細なことでもお申し出下さい。

 

 

【デメリット⑤歯肉縁上にチタンが1㎜ほど見える場合がある】

歯が歯肉(歯ぐき)と接している部分より上を歯肉縁上と呼びます。

奥歯のインプラントを連続して埋入する際に清掃性向上を目的として、

意図的に歯肉縁上に1㎜ほどインプラント体のチタン部分を見えるようにする場合があります。

 

 

 

・インプラント治療は具体的にどう進めていくの?

治療をはじめる前に実施すること

インプラント治療は全ての患者様に適用できるものではありません。

患者様の健康状態を歯科医師側で正確に把握できるように、

基本的な問診の他、丁寧なカウンセリングもおこなっていきます。

お口以外の体のこと・インプラント治療のしっておくべきメリットのほか、

デメリットも合わせてお話することで、不安・疑問の解消をしていきます。

 

その後に、歯周病の検査・CTの臨床検査を実施し、データとしても裏付けをとっていきます。

カウンセリングや検査データをもとに、担当する歯科医師が治療計画を作成していきます。

 

治療計画をもとに、患者様の気になる費用や治療期間の概要などを説明し、

合意に至った後に治療を開始していくといった流れになります。

 

 

【治療開始した場合、具体的な治療の流れについて】

外科手術を伴うインプラント治療ですが、麻酔を使用しておこなうため、

あまり痛みを感じずに終えることが可能です。

痛みに弱い方、不安や恐怖を感じる方はご安心下さい。

 

治療を進める中で、埋入方法には2種類存在します。

1回法・2回法といわれる治療方法です。

 

 

・1回法について

インプラント体を埋入する際の流れとして、はじめに歯茎の切開をおこないます。

次に骨に穴をあけるためにドリルを使います。

開けた穴に埋め込んだ後、インプラント体とかぶせものを接続するための部品(アバットメント)をとりつけていきます。

 

・2回法について

手術を1回で終わらせる1回法と比べ、2回法が手術を2回にわけておこなう治療法です。

骨に穴をあけて、インプラント体を埋め込むまでは1回法と同様です。

2回法の場合は、アバットメントの接続まではせず、

インプラント体に蓋をするように、専用のカバーをつけます。

その状態で歯茎を縫合した上で、1度手術を終えます。

 

術後、下顎は4か月、上顎は6か月程度を目途に、

埋入しかインプラント体が骨に定着できたかを確認し、問題なさそうであれば2回目の手術をおこないます。

縫合しておいた部分を切開した上で、蓋をしたカバーを外し、アバットメントをつけていきます。

1回法・2回法のいずれかを行うかは、患者様の状況によって判断しています。

 

 

・重要なのは、治療完了した後のメインテナンス

治療を完了したとしても、安心はできません。

埋入したインプラントはケアを怠ってしまうと、

インプラント歯周炎などの恐ろしい病気を発症させ、

抜け落ちるリスクがあります。

定期的に歯科医院での定期健診を受診しましょう。

【参考情報】当院の予防歯科について

 

 

ここまでお読み頂きありがとうございました。

最後になりますが、インプラント治療も費用が高く、手術を伴う為、色々なリスクが生じます。

ですが、長期的に考えた時に他の健康な歯に悪い影響をあたえず、

自然な歯と同様に使用できる素晴らしい治療法だと思います。

適切なケアを継続的におこなうことで、永続的に使用していくことができます。

噛むという機能を維持することが全身疾患の予防にもつながります。

ぜひ、将来的に健康寿命を維持するためにも適切な治療を選択できるようにしていきましょう。

 

 

ハッピー歯科医院では、インプラントについてのご相談を受け付けております。

気になる方はお気軽にお問い合わせください。

 

ハッピー歯科医院

院長 福村 安紀

【参考情報】院長紹介ページ

 

 

076-240-8858 初診の方専用
ウェブ予約
初診の方専用ウェブ予約